ガラスレンズ加工工程紹介

CG(カーブジェネレーティング)

カーブジェネレーターという機械を使用し、筒状の人工ダイヤでレンズをある程度の面精度・表面粗さ・中心厚まで切削していきます。規格公差±0.015~0.030mm程度までに仕上げます。この時点では外観は白く、イメージするレンズとは程遠いです。

スムージング(砂かけ)

CG工程が終わったレンズを、ペレット状の人工ダイヤを貼り付けた皿で、図面・指示通りの外観・面精度・中心厚付近まで切削します。規格公差±0.001mm程度まで仕上げます。ここまで来ると、やっとガラスの様な透過が見られますが、白く濁っています。

センタリング(芯取)

人工ダイヤのホイールで、レンズの光軸がブレない様外径を整えます。規格公差は±0.005mm程度。

ポリッシング(研磨)

ポリウレタンパッドを貼り付けた皿で、スムージング・センタリング後のレンズを磨き上げます。規格公差は、±0.0001mm程度。外観も透明になり、いわゆるガラスレンズの透過になります。

コーティング

レンズに、ARコートを蒸着します。ARコートを蒸着することにより、反射を抑え、より高透過になります。弊社は、オリンパス社製USPM-RU-Wを所有しておりますので、380nm~1050nmまでの測定が可能です。 特殊なコーティングもご相談ください。

検査(品質保証)

各工程ごとに、検査を実施します。ミクロレベルのキズ・材料不良などを、強力な光を透過させ、目視で可否判断をします。

バルサム(接合)

形状・材質の異なるレンズを貼り合わせます。
弊社内で加工は行っておらず、協力会社に依頼します。

墨塗り

光を通したときにレンズ内で光が乱反射しないよう、レンズ外周部を特殊な塗料で黒く塗ります。弊社内では加工は行っておりませんので、協力会社に依頼します。

加工実績

硝材は、摩耗度50程度~500程度まで。特殊な硝材もご相談ください。
大きさは、5φ~120φ程度まで。
Rは、5R~平面(∞)
※弊社は、球面レンズのみの加工で非球面レンズの加工は行っておりません。

取引先企業一覧

エクスペクトラ、OHARA、オプトネクサス、カワデン、京セラオプテックス、ケンコートキナー、興和光学、コシナ、小島光学、小堀製作所、さとう技研、三共光学、ゼネラルオプティックス、タカジョー、手塚光学、栃木ニコン、永田製作所、堀田光学工業所、恵光学、ライト光機、レイマックス(敬称略・順不同)

ガラスレンズトピックス

光学レンズの製造工程について
レンズの歴史
私達の身近にあるレンズ
レンズ加工におけるZ係数について
軟硝材のレンズ加工について