弊社は、「より優れた技術に挑戦し、世界一の製品を作り、社会に貢献する事」を企業理念とし、日々挑戦するという信念を元に生産をしております。
1966年4月より光学レンズ工場として設立してから52期目を迎えることになりました。
CGからコーティングまで一貫生産できる体制を作り上げ、様々なお客様より受注を頂きながら、現在も主力事業として光学ガラスレンズ製造を行っております。
また新しい挑戦として、イオンプレーティングによる機能性金属薄膜コーティング工場を6年前から立ち上げに着手致しました。
元々、光学レンズ用のARコート(反射防止膜)の経験はござましたが、また違う機能性を持った金属薄膜となると勝手が全く違い、一からのスタートとなりました。
現赤田工場となる有地を獲得してから工場となるまで、様々なトラブル等が発生しましたが、社員一同一丸となり困難を乗り越え、生産工場として稼働させる事が出来ました。
まだまだ業界では新参者にあたり、毎日が試行錯誤の繰り返しではありますが、必要とされる皆様方により良い技術の御提案が出来る様、協力会社様からも多大なご助力を頂きながら、技術力の向上を目指しております。
昨今、様々なマイナス要因となり得る情勢が多々発生しており悲観的にならざるを得ない所もございますが、なんとしても企業を継続させ、皆様からのお力添えを頂きながら「100年企業」を目指し邁進していきたいと思っておりますので、今後とも宜しくお願い致します。
会社情報
社 名 | 有限会社小貫光学工業所 |
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所在地 | 本社〒329-2711 栃木県那須塩原市石林157TEL 0287-36-0084 FAX 0287-36-4382 乃木工場〒329-2711 栃木県那須塩原市石林914-4 赤田工場〒329-2741 栃木県那須塩原市北赤田1576-6TEL 0287-53-7601 FAX0287-53-7602 |
代表者 | 代表取締役 小貫 満康 |
資本金 | 16,000,000円 |
設 立 | 1966年4月11日 |
社員数 | 31人(男性18人・女性13人) 正社員21名・パート10名 |
取引企業 | 金属コーティング 取引企業 サムスン電子 株式会社 富士フィルム 株式会社 ※敬称略・順不同 |
会社沿革
1966年 04月 | 小貫登志得より創立 |
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1968年 05月 | ㈲小貫光学工業所設立 |
1981年 07月 | 本社工場落成 |
1984年 03月 | 単層コート機 |
1989年 04月 | マルチコートBMC800機導入 |
1997年 05月 | 小貫満康代表取締役就任 |
1998年 12月 | マルチコート機22SA機導入(1台目) |
1999年 10月 | 乃木工場取得 |
2003年 04月 | マルチコート機22SA機導入(2台目) |
2014年 03月 | 赤田工場取得 |
2014年 04月 | 栃木県フロンティア企業認証 |
2014年 04月 | 栃木県経営革新計画承認 |
2015年 06月 | AIP装置完成 |
2016年 07月 | HCD装置完成 |
事業内容
ガラスレンズ
デジタルカメラ、液晶テレビ等の画質は4K、8Kと飛躍的に向上しています。
それに伴い、撮影機器に使用されるガラスレンズに求められる性能、品質も向上し、技術向上が必要不可欠となっています。
弊社では50年の生産ノウハウより、8K対応レンズの開発を様々な測定機器を用いて進めております。
光学薄膜開発
Crを使用しないNDフィルター膜の開発
ヨーロッパ圏の出荷規制金属の中にCrが含まれているため、現行品のNDフィルターは出荷規制の対象になることが想定される。A I P装置を用いてCrレスのNDフィルターの開発を行い、全面コート、ハーフコート、各濃度の製品開発を行っています。
金属膜開発
装飾膜開発
金属膜に角度依存性を持たせることにより、色彩が変化する膜の開発を行っています。
単色コート、3色変化、7色変化までを描く波長域において実現しています。
使用用途としては、金属面の光沢、車関係の装飾、ホイール、樹脂素材の表面金属化
TiN膜の開発
全長2メートルのサイズまでHCD装置(ホロカソードディスチャージ)+AIPを用いて窒化チタンコーティングを実施します。
膜開発(撥水膜・DLC膜)
金型保護膜の開発
モールド成形時の剥離性向上、表面粗さ改善のための金型保護膜の開発を行っている。
当社の保護膜を用いることにより、これまで困難とされた難硝材での表面粗さ向上が可能となり、通常硝材においても成形タクト短縮が可能となっている。
企業理念
共生&協生
赤田工場 安全衛生対策
①電気関連
・外部の電気工事社による外観検査、電気機器(ブレーカー、電線等)の温度測定、漏電確認等の各種点検実施(各月)
②水質関連
・保守点検業者による浄化槽保守点検実施(毎月)
・環境技術協会による工場排水調査実施(毎月)
③防災関連
・地震、火事における避難教育(半年)
・地震時における棚、ロッカー等への転倒防止対策
・消火器の設置
④薬品、有機溶剤関連
・有機溶剤作業主任者による管理全般
・薬品、溶剤保管庫の設置及び担当者による鍵の管理
・溶剤使用量と残量の管理(チェックシート運用)
・保護具保管場所の設置(手袋類、保護ゴーグル、防毒マスク等)
・各種溶剤、薬品のSDS取得
・有機溶剤作業主任者による有機溶剤取り扱い教育(半年)
⑤装置関連
・冷却水ヘッダー及びホースからの水漏れ点検(毎日)
・台車搬送レール上の清掃(毎日)
・各種電源の点検、動作確認(毎日)
⑥運搬機関連
・フォークリフト年次点検(毎年)
・フォークリフト月次点検(毎月)
・フォークリフト始業前点検(毎回)
地域貢献活動
赤田工業団地内清掃活動
(2023/11)
西那須野工業団地連絡協議会労働安全衛生活動実施
工業団地内秋の交通安全運動 赤田工業団地内
(2022/9/27)
展示会・商談会・イベント
ものづくり企業展示・商談会2022
2022年12月7日にマロニエプラザ大展示場にて開催されましたものづくり企業展示・商談会2022に出展いたしました。複数の商談の中から新しいお取引先の開拓にも繋がりました。
SDGs(Sustainable Development Goals)への取り組み
SDGとは、2015年に国連で採択された環境・経済・社会についての世界共通の目標です。
正式名称は、「Sustainable Development Gols(持続可能な開発目標)」と言い、17個の目標項目が掲げられています。
この17個目標を達成する為に、「具体的な169のターゲット」と「成果を測るための232のインジケーター(指標)」が設定されています。
弊社としてもSDGsという取り組みに対し、独自での目標を掲げ、事業を通じてSDGsの達成に微力ながら貢献したいと考えています。そして、信頼される企業市民を目指し、積極的に社会貢献活動を推進していきたいです。
またこのような活動を通じ、小貫光学工業所自身の成長へとつなげたいと思います。
①平等な雇用の推進(⑤、⑧、⑩)
経歴、年齢、性別、国籍等による不平等を無くし、成長と活躍の機会を平等に与え、後世に評価をします。
②環境への配慮(③、⑦、⑬、⑭)
品質方針を掲げ、品質の向上に取り組み、再加工時間の削減(電気使用量の削減)、取り扱う溶剤・劇物などの使用量の削減、汚泥の削減(産業廃棄物の削減)、排水処理量の削減(劇物使用量の削減)、溶剤等の再利用、を目標とする。